国内ではまだ少ないマクロ病理診断を行う獣医病理専門会社、ノーバウンダリーズ動物病理のVisual Identity。
死後検査は臨床の答え合わせとして獣医療の発展に重要な意味を持つが、その理解にはデリケートなコミュニケーションが要求される。話し合いやシミュレーションを重ね、見せ方や言葉に配慮したデザインを心がけた。また、直接のクライアントに当たる臨床の獣医師への認知拡大のため、ブログの執筆とフェイスブックでの積極的な発信を行ってもらった。
シンボルには、boundaries=境界、が、no=ないという個性的な社名に込められた意思をそのままカタチに落とし込んだ。
形や大きさが異なる多数のドットは、多種多様な事象を示している。これらの間に境界は存在せず、試行錯誤し、最も真実に近い境界を探し、逡巡しながらも決意し、境界線を書きこんでいくという意思を表している。
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2012~
AD+D
Photo, Editing & Writing
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web design & coding
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